元気な土づくり支援

愛華農法通信129号

 
栽培ポイント

いちご

育苗中 育苗管理
潅水 (10aあたり)
エポック 2.5L
週1回
地楽園 1,000倍
定植・仮植

葉面散布 散布量100L/10a
ターボ8 1,000倍
週1回
天酵源 4,000倍
週1回
超人力 2,000倍
週1回

定植から12月末までの管理が今期の収量に大きく影響してくる。

定植と水管理
定植時に地楽園1,000倍液をドブ浸けしてから定植するか、定植後株もとに灌注する。
マルチ前までの発根量がその後の生育に大きく影響するため、活着後もう一度地楽園1,000倍液を株元に灌注し発根を促す。

水の管理
定植後は根が活着するまで、ベットが崩れるほど灌水を徹底して行う。
反収が多い人は定植後の灌水回数と量が多い。株元に充分灌水することで不定根の発生を促すことにもなる。
スミサンスイ、スプリンクラーなどの灌水方法も全体を湿らすにはいいが、頭上散水は葉にはじかれて、思っているより、クラウン(株元)が湿っていないことがある。ハウス内をよく観察し、水のかかりムラ、かかり具合を見て手灌水もする。

追肥の管理
定植した圃場は苗と土壌微生物との共生環境が整っていない。
化成肥料は水に溶けて土壌全体に染み渡るが、微量要素は有機物や土壌ミネラルが微生物によって溶かし出されるため、共生環境が整っていない10月頃までは不足することもある。
この時期の不足分をキッポなどの灌水や葉面散布で補う事で、より生育に力が出てくる。

葉面散布
発根と伸長は根からムシゲルという粘性の高い多糖類が分泌され、土壌中の根の貫入をスムーズにしている。
同時に光合成で同化した糖の12~40%を根から放出すると言われており、それが土壌中の微生物にとって絶好の餌場を提供し微生物バランスをコントロールしている。
酵素資材の葉面散布を毎週行い土壌バランスを整える。

韮

ニラ

本圃 収穫期
潅水 (10aあたり)
エポック 2.5L
刈取後・週1回
地楽園

3-5L

刈取後

葉面散布 散布量100L/10a
ターボ8 1,000倍
散布・週1回
天酵源 7,000倍
散布・週1回
超人力 2,000倍
散布・週1回

栽培も終盤、ニラの生育には適した温度になるが、花が付いた後は株も衰退し葉も細くなり伸びも鈍くなる。
さらに株が弱っていると光合成量も減少し生育も遅くなるが、灌水と追肥をしっかり行い後2回は刈り取る。

灌水・追肥の管理
9月は残暑も続くので灌水不足にならないように注意する。
追肥は生育に合わせて行う。
10aあたり窒素成分でトータル6~8kgを2回に分けて施用する。

刈り取り後の管理
ニラの生理特性上、花が咲くと根や株に蓄えた養分を搬送するため根量も減少する。
刈り取り後は地楽園を10aあたり3L灌水と、チッ素成分で6~8kgを2回に分けて追肥を行う。

病害虫
9月と10月に発生が見られるさび病は夏胞子と冬胞子がある。
秋季は夏と冬の胞子が同時に存在し、発芽が9~18℃と多湿環境で活動を始めるなど悪条件が重なる。
夏季が低温多雨の場合には秋季に発生と伝染が助長されるので、ターボ8を500~1,000倍で葉面散布し感染の予防をしていく。

韮

トマト

夏秋トマト 夏秋トマト
潅水 (10aあたり)
エポック 2.5L
週1回
地楽園 3L
 

葉面散布
散布量100L/10a
ターボ8 1,000倍
週1回
天酵源 3,000倍
週1回
超人力 2,000倍
週1回

水の管理
残暑もあり土壌乾燥に注意が必要。
強光線で裂果等も、灌水量の不足で起こる場合もある。
あまり暑い日が続くようなら遮光資材で温度を下げることも必要。

追肥の管理
最後まで良質のトマトを収穫するためには最低でも収穫終了2週間前までには肥料を切らさないことが必要。
追肥の方法も1回でたくさん入れるよりも、少々で回数に分けて入れる。
10aあたり窒素成分で0.7~0.8kgを週に2~3回に分けて追肥する。

葉面散布
トマトの生育適温である15~25℃になってくると地温も落ちつき根の活動も良好になってくる。
酵素資材の葉面散布を週毎に行い光合成の促進を行うことで、草勢の回復に繋がる。

 

韮

キュウリ

本圃 収穫期
潅水 (10aあたり)
エポック 1.5L
圃場準備
地楽園 3L
定植後

葉面散布 散布量100L/10a
ターボ8 1,000倍
週1回
天酵源 5,000倍
週1回
超人力 2,000倍
週1回

水の管理
通路に水がにじむ程度が1回の灌水量として最適。
PFメーターがあれば、1.5~1.8で保つようにする。
2日毎の灌水であればその際に液肥も少量ずつ入れて追肥を行う。

病害虫対策
一般的に褐斑病やうどん粉病は肥料過多、ベト病は肥料欠と言われているが、両方とも肥料不足や湿度低下によって草勢が弱ると発生が多くなる。追肥を充分に行い酵素資材を併用し体力を維持させることで、抵抗力を高め肥料が使える体質を維持する。

温度管理
残暑で夜温が高いとつるはヒョロヒョロで果実の形も悪くなる。
これは日中光合成で作った養分を夜間転流させる際の温度が高く、作物の呼吸量も増え、キュウリを成らせるために必要な養分を使われてしまうため。
今の時期に夜温を下げることは、水冷やエアコンを使う以外ないため、日中の光合成を促進し、その養分を増やすことが大切になってくる。
夕方、灌水することで地温を下げると水分の吸収が盛んになる。

 

韮

リンドウ

本圃 収穫後の管理
潅水 (10aあたり)
エポック 1L
10日1回
地楽園 1L
10日1回

葉面散布 散布量100L/10a
ターボ8  
 
天酵源  
 
超人力  
 

収穫後は放任栽培になりやすく、急な追肥止めや灌水不足による乾燥で株が急激に衰え株落ちの原因になる。
この時期の管理を怠らず、株を維持し根に養分を蓄えることで来年の栽培に大きく影響する。

水の管理
灌水不足で土壌が乾燥すると、根のコルク化した箇所から土壌細菌(フザリウム)が入り込む原因になることや、ダニなどの害虫が発生する原因にもなる。
また、根圏が狭くなり水分や養分を吸収できなくなり株の力を落とす原因にもなる。
収穫後も定期的な灌水をすることが来年の収量にもつながる。

追肥の管理
ダニやコナジラミや渇斑病が発生するのは、急激な肥料不足が原因。
追肥は少しずつ減らし急激な肥料不足を起こさないように注意する。
収穫後に追肥を急に止めると株は肥料不足に陥り、株の力を落とし株落ちの原因になるので、灌水と共に10aあたり窒素成分0.5~1kgを2週間に1回施用する。

株の管理
早生系統の根張りの少ない品種は冬の間にクラウン部が露出し易く凍寒害を受け、株落ちしやすい傾向にある。
リンドウは根の付け根から、毎年新しい根を発生させる。
露出した状態では新しい根を伸ばせず、株を衰弱させる原因になる。この対策として株に土寄せする方法がある。
リンドウなどの宿根草は冬の凍害に備えるため収縮根がある。
力のある株はこの根の力で株を地中に引き込むことが出来る。

韮

アスパラ

本圃 収穫期
潅水 (10aあたり)
エポック 2.5L
週1回
地楽園  
1回

葉面散布 散布量100L/10a
ターボ8 500倍
週1回
天酵源 3,000倍
週1回
超人力 2,000倍
週1回

収穫も終盤になるが、放任栽培をしないで来年に向けた管理が重要な時期。

水の管理
暑さが続く中で地温をさげるために乾燥させないように灌水を行う。地温が下がることで根への養分転流も促す。

追肥の管理
収穫終了までは7日毎、収穫終了から12月までは10日毎に10aあたり窒素成分2.5kgの追肥をする。

葉面散布
8月と同様、光合成による同化養分を根に転流させる。
アスパラガスの生育適温は15~25℃で光合成を盛んに行う。
酵素資材の葉面散布を週1回行い葉や茎に残っている養分を株に転流させると、晩秋の頃には葉が綺麗に黄化して株に充分な養分を蓄えることが出来る。
酵素資材の葉面散布の良さを活かすには、ターボ8を500倍に変更し、9月と10月は午前中の散布に切り替える。

病害虫対策
斑点病は糸状菌の一種ですが、どのような環境でも発生するわけではなく、まず適度な温度と湿度が必要。
胞子が風で運ばれて付着し発病する訳ではなく、雨などで植物体が濡れると胞子が活動を始めて発病する。
病気の枝の切り落とし、葉が乾きやすい環境が大切。

韮

葉菜類

本圃  
潅水 (10aあたり)
エポック 2L
月1回
地楽園 1,000倍
ドブ漬け

葉面散布 散布量100L/10a
ターボ8 1,000倍
収穫まで2回
天酵源 7,000倍
収穫まで2回
超人力 2,000倍
収穫まで2回

圃場の準備
降雨の直前か降雨中にエポック散布することで圃場全体に浸透させることができ、土壌微生物のバランスを整える。

定植
地楽園の1,000倍液にドブ漬けしてから定植する。
根の周りには多くの微生物が共生していて、根を伸ばすのを助けるほか、養分や水分の吸収にも役立つ。

収穫1週間前
植物体内の硝酸態窒素をしっかり消化させるために、天酵源の濃度を7,000倍から5,000倍に濃くして葉面散布する。

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